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名誉な弾丸トラベル


"It would be an honor to have you there."
Kelloggの同級生からの結婚式招待の栄誉に浴したので、二つ返事で参加を表明させてもらった。とはいうものの、新郎はインド人でロンドン在住、新婦はアメリカ人でパリ在住、開催地はバーモント州マンチェスター、どんな宴になるのか全く想像もつかない。

『そもそもマンチェスターってイギリスじゃないの?』同じくはるばる東京からの参加を決めた同級生の茂原君(仮名)に全く的外れの質問を浴びせながら1.5泊4日の弾丸トラベル計画を進めていく。Kellogg入学直後の最初の授業の最初のテストで共に『マジで卒業できないかもしれない』と肝を冷やして以来、茂原君(仮名)とは一蓮托生、持ちつ持たれつ、、、いや、正確には世話になりっぱなしかも。

『じゃ、金曜の夜にボストンのホテルで合流しよう』やんごとないバックグラウンドもあって、既に上場企業の常務であらせられる茂原君(仮名)は快適さ重視でJFK経由の赤い翼のビジネスクラス。かたや自分は価格重視でアトランタ経由のDeltaのCoach。格差社会万歳。

Bostonに到着し、眠い目をこすりながら、現在MITに留学中であるかつての同僚とプルコギをつついた後、集合場所であるホテルへ向かう。到着すると既に茂原君(仮名)は懐かしの大いびき。翌日のマンチェスターへの移動に準備万端の様子だ。

つづく
| - | 01:03 | comments(7) | trackbacks(87) |
順当な混乱劇
『Hmmmmm』明らかな困惑が伝わってくる。自分の背後のボックスから。

現在自分の勤務先である都内のオフィスビルは2007年4月に竣工し、スタイリッシュなデザインを基調としている。そしてそれはトイレの中も例外ではない。個室のボックスもグレーで統一され、機能を優先した不恰好なボタン等は一切排除、水洗の機能も下の写真のような非接触型スイッチに一任されている。



ただ、気をつけなくてはいけない。オフィスのトイレ利用者も時代とともに変遷していくものだ。思えば自分が社会人生活を始めた頃のオフィス座席の最寄のトイレで遭遇するのは、同僚・日本人・男性(笑)と相場は決まっていたが、現在の自分のオフィス座席の最寄のトイレで出くわすのは、多業種・多国籍の人々である。

そして冒頭の声の主は、、、あまり見かけないインドの方でした。きっと出張か何かで来日し、日本語は得意ではないのでしょう。写真のスイッチは彼には一体何に見えたのでしょうか。


| - | 00:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
順当な初登場


『♪そ〜し〜て〜、二年の月日が流れ去り、、、』その昔、寺尾聰が歌うのを聞いていた頃は途方もなく長い時間軸だと思われた『二年』が、近頃はあっという間に過ぎていく。思えばビジネススクールにいたのが『二年』。そして今既に卒業して『二年』が経過。

徐々にビジネススクールにいた頃の記憶が薄れつつあるのはまぎれもない事実。卒業後も同級生たちとのやり取りは続いているものの、やはりコミュニケーションの密度や質は変わっていかざるをえない。『Financial Times のMBAランキングが発表されているよ〜』そんなメールが届いても、在学中ほど一喜一憂しない自分に気づく。

『毎回 Financal Times のランキングは Kellogg に冷たいからな〜』そんな懸念は案の定的中。どうも Salary Increase が低いのが響いているようだが、それって卒業生がカネに振り回されずに職業を選択している証拠で、本来教育機関としては誉められても良い話しではないんだろうか。。。そんな自問自答をしているうちに目に飛び込んできたのは懐かしの Indian School of Business (ISB) 初登場堂々の第20位!
http://rankings.ft.com/global-mba-rankings

Kellogg から ISB に一緒に交換留学に行ってた三蔵法師(仮名)と孫悟空(仮名)に早速メールを打ってみる。『こうなった今、我々は Kellogg ではなく ISB への寄付を考えたほうが良いってこと?』人格者三蔵法師(仮名)からの返信は、『ISB のキャンパス内の美しいプールと快適な宿舎、Kellogg のカフェテリアの冷たいピザとマクマナス学寮、両者を比較しただけでも、ISB の評価の高さは妥当だ』。現実主義者の孫悟空(仮名)からの返信は『少なくとも Resume に書く順番は変えたほうが賢明だろう』

『二年』経っても二人のキャラは変わっていない。
| - | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
続々世界の球宴
 

『ええと、それじゃ、ここ置いときますよ』自分が検見川グランドで大学のアメリカンフットボール部の合宿をしていたときに同じ施設で合宿をしていたサッカーU-19日本代表の川口能活(実名)が食堂で味噌汁を配っていた。当時人気を二分していた城彰二(実名)と比べても謙虚さの目立つ好青年に見えた。

10年以上の月日を経て、ドイツの地で好セーブを連発した姿はお見事としか言いようがない。自分が大学卒業とともにフットボールを辞め、不摂生を重ねて脂肪肝になり、その後ビジネススクールでも時に酩酊しながら『やべぇ、明日のケース読まなきゃ』などと言っていた間も彼は変わらぬ思いで精進を続けたわけだ。イギリスに渡りポジションが取れず、日韓大会で楢崎正剛(実名)にポジションを取られ、城彰二(実名)が勝手にベテランぶっていく中、腐ることなく努力を重ねたに違いない。

そう、今の自分が同級生に『俺、あのGKが注いだ味噌汁飲んだことあるぜ』と言うことはあっても逆に『あのヒトに味噌汁注いだことあるぜ』と言われることは間違いなくないだろう。ビジネススクールの卒業にあたり、継続の力を再認識させられた。卒業後いつかお互いに誇れる存在になろう。それがKelloggの同級生たちともISBの同級生達とも交わした暗黙の約束だから。
| - | 07:26 | comments(2) | trackbacks(0) |
続世界の球宴
 

本物のFIFAワールドカップの開催とともに愛しの学寮マクマナスのロビーは毎試合母国を応援する学生が集う場に。下馬評はやはりブラジル本命、ドイツ対抗、穴がイングランド、スペインといったところか。

それにしても世界中からの同級生と眺めるワールドカップは格別。枠を外したフリーキックに『それはドイツサッカーじゃない』と激怒するドイツ人の箒君(仮名)。ブラジルの序盤の不調にこっそり笑みをこぼすアルゼンチン人の待康君(仮名)。普段は見られない一面も垣間見られる。

生まれる前の話しなのに1966年の話しになると止らないイギリス人の柴門君(仮名)。『いや、まぁそんなに注目してないかな』無理に冷静を装うフランス人の荼毘出君(仮名)『あれ?どうしたのみんな集まって?そっかデトロイトピストンズ対マイアミヒートか!』雰囲気台無しのアメリカ人の城君(仮名)。この辺りはやはりお国柄か。

『え?ワールドカップ?今年やるんだっけ?』出場を逃してふてくされているトルコ人の大丸君(仮名)を見るにつけ、世界で最初に出場を決めてくれた日本代表には心から感謝したい。やはり母国が出ていなければ自分もそれほど興味をもてなかっただろうから。

開幕戦に盛り上がるドイツ人達の後方でインド人の出覧君(仮名)が冷静にデータを眺めながら観戦していた。『うーん、インドはFIFAランキング117位か。まだまだ時間かかるなぁ』

| - | 07:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
世界の球宴
 

FIFAワールドカップに先立つこと一ヶ月、学内でKelloggワールドカップというサッカー大会が開催された。何事も一生懸命やることが美徳とされるKellogg、学期末も近い忙しい時期だったものの、各チームそれぞれに準備を重ねて本番に臨んだ。

基本的には各国からの学生が出身国を代表して戦うわけだが、母国のメンバー不足からチームコモンウェルスを結成してカナダ・豪州と提携してみせた英国人柴門君(仮名)、周囲に中東扱いされる前に先手を打ってチーム欧州を結成したトルコ人大丸君(仮名)、教授陣きってのアスリートでありながら教授チームを裏切って母国アルゼンチンチームに参加した某教授、大会開催前から数々の思惑が飛び交った。

チーム日本もお国柄を体現すべくOperational Excellenceを標榜。早い段階から組織としての完成度を目指し、練習試合を重ねた。しかし結果的には16チームの頂点を争って決勝で戦ったアルゼンチンとUSに予選であたる不運も重なり、遺憾ながら1分2敗。勝ち点1で決勝ラウンドを逃した。

ダーティプレーのアルゼンチン、身体能力の高いアフリカ、必要以上に自信満々のブラジル、そして遺憾ながら決定力不足の日本。不思議なもので随所にそれぞれのお国柄が垣間見られる大会となった。

そして注目のインドもやはりらしさの見られる戦いぶり。本国で使用人慣れしているせいか外に出たボールをとりに行かず、全員マイペースのため試合開始直前に登場。得意の計算で決勝ラウンド進出の可能性がないと見るや極端にやる気を失って教授チームに0-16で大敗し、ゴールキーパーは試合そっちのけで自宅の本棚の売却交渉に注力。究極的にはクリケット以外には本気にならないといったところか。
| - | 16:07 | comments(1) | trackbacks(0) |
ねじれのブランドマネジメント


卒業が近くなるにつれ、やはり宴会も増えてくる。『不動産クラブ今期最後の宴会』、『クラスギフトで皆で$1Million集めるぞ決起集会』、『なかなか宴会で見かけないブライアン(実名)までくるから集まろうぜ会』

結局のところテーマはあまり重要じゃない。参加率を上げるために他の宴会も同時進行しているKellogg公認の4件で開催されることも多く、彩りを添える手っ取り早い方法として同級生のバンドが動員される。いくつかあるバンドのうち、全員ラティーノの彼らのバンド名は“Dean Jain's Addiction"

インド出身の我らがDean Jain(ジェーン校長)はKellogg生に愛されるあまり、茶化されることも多い。入学当初の学芸会で偽ディーン ジェーンとして登場する各クラスのインド系の同級生、女子学生へのハグが明らかに男子学生へのそれよりも長いという仮説を回帰分析で検証しようとするエンジニア出身の同級生、集合写真でクラスのマスコットのかぶりものを懇願する同級生。思えば自分達のクラスは“キャッシュ・カウ”という名前で、牛を神聖視するインド人には不愉快なはずだが、そんなやんちゃ坊主達を笑顔で見守る包容力が彼の大物ぶりを高める。

ただ、インドでみかけたホントのディーン ジェーンはもっとストレートなカリスマ。ISBでの講演の後は一同感動のスタンディングオベーション。宿泊棟で若い教授陣に心構えを説く姿はさながら菅原文太。インドでルームメイトになったディーン ジェーンの親戚も、『いやぁ、ちょっと気軽に話す感じじゃないなぁ』 Kelloggでは時折交える下ネタも本国ではきっちり封印した上での見事なブランドマネジメント。
| - | 01:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
コンテンツの威力
 

中国から来ているKelloggの同級生と不動産投資の話をしながら晩飯を食おうということに。店は間(?)を取って韓国焼肉Solga。店員さんからはもちろん容赦のないハングル攻撃。『アンニョンハセヨ〜、ゴギアンズセヨ〜』

『関羽は中国では自らを過信して窮地に陥った人と思われている』、『中国では何故か精華大学だけ5年制』、『中国には西遊記のアニメもなければドラマ化もされていない』不動産投資や日中関係などのおカタイ話以外にも学びが多かった。

『いや〜、しかしKelloggって中国からの学生少ないと思わない?うちの学長インド人だからなぁ』海鮮チヂミをつまみながらのぼやき。中印戦争からそろそろ45年経つものの、やはり二国間の関係にわだかまりを感じる中国人は少なくないようだ。

自分のインド滞在時の見聞を思い返してみた。『いやぁ、こっち来てから体重増えちゃってさ』とインド人に話したときの嬉しそうな反応。『中国からの交換留学生はあんまりインド料理が好きじゃなかった』と話すインド人たちの残念そうな表情。日本カレーを持参し、インドで振舞ったときのインド人たちの誇らしげな食べっぷり。

経験に基づいて甚だ僭越ながら助言してみた。『今王必ず士を致さんと欲せば、先づカレーより始めよ』
| - | 17:29 | comments(1) | trackbacks(0) |
ねじれのストラテジー
 

ハイデラバード出身のKelloggの同級生剛田君(仮名)は卒業後、ロンドンのドイチェバンクでインベストメント・バンカーに。長身、痩せ型、スキンヘッド、時々物思いに耽る様はさながら古の聖人。

学校からの帰り道、彼に『ドイチェはインドで積極的にリテール参入してるから、ハイデラバーディーたちのドイチェバンクへの印象は欧米でのブランドとは違うかもね』と話してみた。『え?ドイチェが?』冷静沈着な彼のいつもより少しだけ大きなリアクション。そしてしばらくの沈黙の後、『うん、いいかもね』

彼の明晰な頭脳の中で、ICICI、Citi、ABN Amroがしのぎを削るインドのリテールバンキングセクターの競合分析が行われたのか、故郷ハイデラバードの経済発展に思いを馳せたのか、はたまたインド特有のお見合いマーケットでのブランドイメージ向上にほくそえんだのか、真相は不明なものの満足気な剛田君(仮名)。

『いや、でもたまにみすぼらしいディーラーで売られていたりするメルセデスよりはブランドイメージ良いんじゃない?』市場参入のスタイルについて考えているものと予想して話を続けてみたが、彼の反応からすると少しポイントを外したようだった。
| - | 01:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
続インドの車窓から


Kelloggの同級生達は6月の卒業後、働き始めるまでの間、世界中を旅して回るのが主流。同じクラスの貴一(仮名)と悪聖(仮名)は7月に日本に行くことを計画中。学内で日本への修学旅行がここのところ好評を博していることもあり、二人の期待も高まっている様子。

貴一(仮名)の御尊父は学校に屋内テニスコートを寄贈するほどの勝ち組ビジネスマン。にも関わらず、いや、であればこそ、大変腰の低い紳士。クラス対抗ソフトボール大会にも気さくに観戦にいらっしゃり、"Given that you are a Tigers fan, you must be from Osaka, right?"とおっしゃる日本通。そのため貴一(仮名)も滞日経験があり、多少の安心材料。

一方の悪聖(仮名)はムンバイからやってきた学内テニス王。日本についての知識は同じクラスの日本人二人から吹き込まれたものが主流。Mitsubishiと Samsungの区別が定かでないレベル。下手をすると同級生を見て、『日本人って概ね太り気味だな』と誤解している恐れすらある。

その悪聖(仮名)からの質問。『日本の電車って混んでるんでしょ?』 『足の踏み場もない感じ?』 『ドアがたまにきちんと機能しないくらい?』 確かに常磐線の通勤はエグいし、東横線のドアが代官山駅で開かないこともあるものの、インドの通勤電車ほどではない。悪聖(仮名)が想像している姿は恐らく冒頭の写真のような状況。

滞印経験がなければうっかり、『そうそう、そういう感じ』などと答えて同級生を誤解させてしまうところだった。
| - | 10:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
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